ドジョウの引越し 岩見沢市北村
岩見沢市北村はドジョウの名産地であることをご存知ですか?
この地域で最盛期には20tあったドジョウの漁獲量は年々減少に平成16年には4トンまで落ち込んだそうです。 原因は排水路施設のコンクリート化による生息場所の減少、農薬散布による水質の悪化などが考えられています。これ以上の漁獲高の減少をなんとか食い止めるために、空知支庁では、道立水産孵化場、どじょう養殖保護育成組合、地域の商工会の方々とさまざまな検討・協議を行い、排水路工事において、ドジョウが好む泥がたまり、生息しやすくなるように「穴あきトラフ」や「穴あき枡」を設置することになりました。 また、産卵の場を確保する対策として、小排水路と大排水路の落差を少なくし、また、遡上が容易にできるように 内面に凹凸のついた管を使用するなどの対策を講じています。
昨年から実施されたこれらの工事を知った地域の方々から「子供たちにも北村の名産であるドジョウについての知識を深める場を設けてほしい」という要望があり、今年度の工事において、空知支庁東部耕地出張所の主催により、北村小学校の児童の皆さんと地域住民、北村ドジョウ養殖組合、今年度北村地区で工事を施工中の建設会社が協力し、総合学習の一環として「ドジョウの生態系」を守るための「ドジョウ の引越し」が8月30日と31日の二日間にかけて行なわれました。
今回整備を行なう豊里南地区の第一号排水路でお勉強中の北村小学校3年生40人のみなさん。
会場整備は今年度北村地区で工事を施工している北村地区工事連絡協議会メンバーの建設会社が担当
子供たちでドジョウを獲る仕掛けを設置
ペットボトルで作った簡単な仕掛けです。さて、どれくらいの数のドジョウを捕獲できるのでしょうか?
翌日、テレビ局の取材もありました。
恐る、恐る仕掛けを上げてみると・・・・・・
合計400匹のドジョウが獲れたそうです。
このドジョウを他の排水路に放流します。
引越しに参加したみなさん。
来年度以降は、整備を行なった排水路でのドジョウの生息について追跡調査を実施し、事業効果を
検討する予定。
